カーラッピングの再剥離とは?
このサイトは 「CABANA」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
ここでは、カーラッピングにおける再剥離フィルムの特性、メリット・デメリットなどを解説しています。
カーラッピングのフィルムには様々な種類があり、それぞれにおいて特性が異なります。再剥離フィルムとは、文字通り「再剥離しやすいこと」を特性としたフィルムです。
再剥離しやすいフィルムでしたら、容易に愛車の色を変えることが可能です。定期的に気分転換したい方は、適用可能な下地塗装かどうかを確認の上、再剥離フィルムを検討してみてはいかがでしょうか?
カーラッピングにおける再剥離フィルムの特性
再剥離フィルムの大きな特徴の一つが、簡単にフィルムを剥離させられることです。ドライヤーに似たヒートガンというツールを使用して加熱すれば、フィルムを簡単に剥がせるタイプもあります。
また、美しく剥離できる点も再剥離フィルムの特徴の一つです。剥離する際にフィルムが細かく破れることがないため、細かいフィルム片を残さず綺麗に剥がせます。
ただし、いかに剥離しやすいフィルムとは言え、乱暴に剥がさないよう注意が必要です。なるべく暖かい日を選び、無理のない範囲で加熱しながらゆっくりと剥がすようおすすめします。
なお、剥離性能が発揮されにくい下地の場合、剥離する際に塗装が一部剥がれてしまう恐れがあります。そのため、再剥離フィルムを貼り付ける際には、事前に下地の性質を確認しておくことも大切です。
再剥離フィルムのメリット・デメリットは?
剥がしやすさという点が再剥離フィルムの大きなメリットとなりますが、一方で再剥離フィルムには、いくつかのデメリットもあります。メリットだけではなくデメリットも理解の上で再剥離フィルムの使用を検討しましょう。
メリット
フィルムを貼った後に気に入らなければ簡単に剥がせるため、気になっていた個性的な色に思い切ってチャレンジしてみることができます。チャレンジした結果、当初のイメージとは異なると感じた場合には、速やかに剥がして落ち着いた色へ戻せる点は、再剥離フィルムのメリットとなるでしょう。部屋の模様替えのように、定期的にタイプの異なるフィルムに変更して気分転換できる点も再剥離フィルムのメリットです。
また、再剥離フィルムに限りませんが、フィルムを貼ることで日常的な細かい傷や紫外線から下地の塗装を守ることができる点もメリットです。良好な塗装状態の維持は、将来的な売却査定に影響します。
デメリット
再剥離性が発揮されにくい下地に再剥離フィルムを貼った場合、剥がす際に下地の塗装を傷めてしまうことがあります。下地の塗装が傷んだ場合、原状回復をするためには再塗装をするしかなく、また再塗装した車は事故車扱いになることから、将来的な売却査定に影響があるでしょう。
仮に下地を傷めずに剥離できたとしても、下地の状態が劣化することは避けられません。結果、もし再ラッピングしたとしても、理想的な表面状態に仕上がらない可能性があります。
まとめ
適用可能な下地塗装であれば、再剥離フィルムには多くのメリットがあります。剥離させて新たなラッピングを行うためには、もちろんコストはかかりますが、車好きの方でしたら許容範囲のコストになるのではないでしょうか。定期的に愛車を生まれ変わらせたい方は、専門業者に相談して適用可能な下地塗装かどうかを確認した上で、ぜひ再剥離性の優れたフィルムを検討してください。