DIYでカーラッピングをするメリット・デメリット
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カーラッピングとは、クルマのボディにカッティングシートやフィルムなどを貼り付けることです。フィルムは各メーカーからさまざま販売されています。ここではDIYでカーラッピングをするメリット・デメリットをまとめて紹介しています。
DIYでカーラッピングをするメリットは?
DIYでカーラッピングをするメリットはいくつかあります。例えば、塗装保護や中古部品と合わせて修理に使える、塗装するより安上がり、などです。
塗装保護
新車を購入したものの、走行中に飛び石などでボディが傷ついてしまうことがあります。カーラッピングは、これらの傷の原因になるものから、ボディ塗装を保護するメリットがあります。さらに紫外線などによる塗装の色あせを予防する効果もあります。また、売却する際にラッピングをはがしキレイなままで買取に出すことで、塗装による査定額の減点も少なく査定額アップへと繋がります。
塗装保護や中古部品と合わせて修理に使える
ちょっとした不注意や事故によって、ボディを傷つけてしまう場合はあります。こんな時には、カーラッピングは便利です。例えば、バンパーや、ボンネットがキズついてしまった場合、新品のバンパーやボンネットを購入すると、価格も高くなってしまいます。そこで中古部品とカーラッピングを組み合わせることで修理代を抑えることができます。さらに同色のカーラッピングをすることで統一感を出すこともできますが、あえて色違いを使ってカスタマイズしたように見せるという方法もあります。
塗装するより安上がり
ボディ塗装をすると、元の色の状態に戻すことはできなくなります。また、自分で塗装をすると技術や設備がないため、色むらやホコリが混入し残念な結果になってしまいます。とは言え、塗装業者へ依頼をすると、全塗装で40万以上かかるケースもあります。そんな時、カーラッピングをすることで、塗装代の半額程度で加工できます。もちろん、色むらもほとんどできません。
DIYでカーラッピングをするデメリットは?
カーラッピングのメリットをいくつか挙げてきましたが、デメリットもあります。
フィルムの耐久性の違い
カーラッピングのフィルムは、メーカーによってさまざまな商品が開発・販売されています。そのメーカーや種類によってフィルムの耐久性に違いがあります。
カーラッピングのフィルムの耐久性は、一般的に3年から5年と言われています。しかし、この耐久年数も製品の機能だけでなく、貼っている車の保存状態によっても違ってきます。外に駐車していたり、洗車などのメンテナンスや環境によっても変わります。
カーラッピングが全塗装より高くなるケースがある
塗装でもカーラッピングでも、依頼する業者によって工賃に違いがあります。さらに、塗装と違う点は、カーラッピングのフィルムの価格差も関係します。そのため、ラッピングフィルムや加工業者によっては、全塗装よりカーラッピングの方が高くなってしまうケースがあります。また、DIYでカーラッピングをする場合には、貼るのに失敗してフィルムを無駄にしてしまうことも少なくありません。
仕上がりを重視するのなら専門業者へ
塗装保護になる、加工価格が安くできるなど、メリットがあるカーラッピングですが、基本的にカーラッピングはDIYよりも業者へお願いするケースがほとんどです。なぜなら、やはりカーラッピングの仕上がりが違うからです。無地にフィルムシートではなく、おしゃれ、痛車デザインなどに仕上げる際にも、やはり専門家に加工してもらうほうが仕上がりの良いものができます。
高級自動車は専門店へ相談
カーラッピング施工について少し紹介してきましたが、カーラッピングは一人で簡単にできる施工ではありません。作業も一人では難しく、失敗する可能性は高くなります。さらに、フィルムを張った後に、余分なフィルムをカッティングする際、塗装にキズ付けてしまう可能性もあります。これらのことを考えると、失敗した際の修理代が高額な高級車は特にカーラッピング専門業者へ相談することをおすすめします。
カーラッピングはDIYでするより専門業者へ相談
以上、カーラッピングについて紹介してきました。カーラッピングは、フィルム代以外に、さまざまな特殊機材を購入する費用も掛かります。さらに、プロでなければ一人での作業は難しく、失敗してしまう可能性も高くなります。これらのことを考えると、仕上がりもキレイで、コストもDIYとそれほど大きな違いがない、専門業者へ相談することをおすすめします。