カーラッピングフィルムが剥がれる原因とは?
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簡単にイメージをチェンジできて、車を何度も楽しめるカーラッピング。せっかくのラッピングも、剥がれてきてしまうことがあります。カーライフを楽しむためにもできるだけ長持ちさせたいですよね。ここでは、カーラッピングフィルムが剝がれる原因と対策をまとめました。
原因その1「施工業者の技術力や知識不足」
カーラッピングフィルムは、ヘラ状のスキージーを使用してフィルムの特殊な粘着剤を車体にムラなく貼り付ける必要があります。しっかりと熱で圧着しなければいけません。車は丸みのある箇所が多いため、技術が未熟だと、ムラができて剥がれの原因となります。
このような理由から、施工者の技術力や知識の不足は、カーラッピングフィルムの剥がれの原因のひとつです。
圧着させる技術はもちろん大事です。そして、施工前のボディの洗浄が不十分な場合も、しっかりと密着できない部分が発生し、剥がれやすくなります。たとえ技術・知識があっても、こうした細かい作業が行き届いていないと剥がれの原因に。施工の丁寧さも問われます。
カーラッピングフィルムはメーカーごとの特性を理解して、フィルムに合わせた施工をすることが大切。そして手抜きのない丁寧な施工も、しっかりと貼り付ける技術も必要です。
解決方法は?
施工者の知識・技術不足による剥がれを解決する方法は、自分で施工しないことです。やはり、専門の業者に任せるのが得策。貼るだけの簡単な作業に見えても、経験も知識も不足している素人が自分で施工すると、長持ちしません。
また、依頼する業者選びも大切です。口コミやホームページのチェックをしましょう。ホームページを見ると、施工者の教育や施工に対するこだわりや愛情が確認できます。料金が安すぎても作業が手抜きになるかもしれません。総合的に見て、納得できる業者に依頼しましょう。
原因その2「洗車で強い刺激が加わる」
カーラッピングフィルムは、強い刺激が加わると剥がれることがあります。丈夫にできてはいるものの、やはりフィルムです。強い力によってダメージを受けてしまうことはあります。ダメージを受けるとそこに傷ができ、その傷から空気が侵入すると起こるのが、「剥がれ」です。
事故で擦った場合やイタズラの被害にあった場合は、剝がれの原因にもすぐに気づくでしょう。そうした原因に心当たりがない場合、意外な可能性となっているのが、洗車です。回転ブラシの洗車機、高圧洗浄機などはフィルムにダメージを与える可能性があるので注意してください。
車を大切にしている人ほど、定期的に洗車場で洗車機を使用する人も少なくありません。しかし、ラッピングカーにとっては、その洗車が強い刺激になって、フィルムが剝がれてしまう可能性があるため、注意が必要です。
解決方法は?
カーラッピングフィルムをしている部分を洗うときは、スポンジなどを使って、優しく手洗いがおすすめです。
洗車機を使用したい場合は、カーラッピングフィルムを施工してくれた業者に洗車機を使っていいか相談してみましょう。
そもそも施工してもらうときに、どの程度丈夫なのかを聞いてフィルムを選ぶことが大切です。もちろん、費用との兼ね合いもあります。目的に合うものを選んだ上で、そのフィルムに合わせて取り扱うようにしましょう。
原因その3「青空駐車」
太陽光の紫外線や湿度、粉塵などは、車体のダメージになります。特にフィルムは、塗装と比較して太陽の光に弱いのが特徴です。紫外線がフィルム自体を劣化させてしまいます。
また、フィルムは柔らかい素材です。風で塵や砂が飛んでくると簡単に傷つき、その傷から剥がれが起こります。雨もフィルム劣化させる要因のひとつです。
青空駐車をすると、紫外線や湿度、風、砂、雨などに晒されることになり、フィルムが劣化し剥がれが起きやすくなります。
解決方法は?
ラッピングカーは、車庫に駐車することが最も望ましいです。四方を囲めるしっかりした車庫がない場合は、屋根がある場所に駐車するだけでも、青空駐車と比べてラッピングフィルムの持ちは格段に良くなります。
しかし、屋根付きの駐車場を確保すること自体が難しいこともあるでしょう。どうしても屋根のない外に駐車しなければいけないのであれば、ボディカバーがおすすめです。車体を晒さなければ、フィルムを守れます。
カーラッピングを長持ちさせてカーライフを楽しもう!
カーラッピングフィルムの剥がれの原因は、大きく分けて2つ。「施工」と「刺激」です。
施工には、技術と知識が必要。それらが未熟だと、しっかり圧着できずに剥がれてきてしまいます。施工による剥がれを防止するには、いい施工業者を選ぶことが大切です。
刺激を最小限にするために気をつけたいのは、洗車と駐車です。
洗車時は、手洗いがおすすめ。洗車機の使用は、ラッピング施工業者に確認してみてください。
そして、できるだけ車庫に駐車しましょう。外に駐車する場合はカバーをかけて車体を保護するようにしてください。
カーラッピングを長持ちさせるよう刺激には注意して、カーライフを楽しんでください。