フィルムメーカーの違い
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ここではカーラッピングで使用するフィルムを製作しているメーカーと、フィルムの特徴について紹介します。
さらに本メディアを監修・スポンサードしているラッピング施工会社CABANA所属のラッピングマイスター竹中聖人氏からの見解も掲載しています。
3M™のフィルムの特徴
1枚貼りが可能
1524mmと幅がああるため大きな車体でも繋ぎ目がない1枚貼りが可能。柔軟性があるため、複雑な形状にもフィットしてシワになりにくい特徴があります。
貼りやすくて剥がしやすい粘着剤を採用
位置合わせがしやすい3M™ コントロールタック™ 粘着剤と、エアを抜けやすくする3M™ コンプライ™ 粘着剤を採用。施工がすばやく行えるだけでなく、再剥離性があるためきれいに剥がすことができます。
さらに柔軟性をアップさせたシリーズ2080
3M™ラップフィルムシリーズ2080は、貼りやすさと再剥離性は1080の性能をそのままに、より高い柔軟性を実現したフィルム。新たにグロス/グロスフリップタイプに保護フィルムを付け、施工時についてしまう傷やロール時の押し跡を抑制し、グロス特有の光沢を保てるのが特徴です。
AVERY DENNISON(エイブリィ・デニソン)のフィルムの特徴
エア抜き機能・スライド機能で位置決めがしやすく貼りやすい
AVERY DENNISONのフィルムは米国で特許を取得した"Easy Apply RS(イージーアプライRS)技術"を持つ粘着剤を使用しています。
これにはエア抜き機能にプラスしてスライド機能があるため、位置決めがし易いという特徴があります。多少ずれた際にも貼り直しができるため施工時間を大幅に削減できます。
輝きと鮮やかさに優れたカラーフィルム
AVERY DENNISONのラッピングフィルムは、カラー層とクリア保護層から成っており、色の鮮やかさや耐久性に優れています。
2つの層(カラー層とクリア保護層)から成るこのフィルムは、カラー層を保護するクリア層の力により、ひときわ高い輝きと色の鮮明さを保ち、塗装のような仕上がりを実現しています。
カラーバリエーションも79色と豊富なため、自身がイメージしている色が見つかるでしょう。
繋ぎ目ない1枚貼りを実現する幅広なフィルム
AVERY DENNISONのラッピングフィルムは1520mm幅のため3M™同様に大きな車体に対しても1枚貼りが可能です。
AVERY DENNISON製のフィルムを採用
メルセデスベンツGLSのカーラッピング事例はこちら
HEXIS
長期間のラッピングに耐えられるように設計
HX20000は長期間のフルラッピングにも耐えられるように設計されています。さらにフィルム自体に厚みがあるため、3次曲面へ施工した場合でも変色しにくくフィルム本来の色をキープする特徴があります。
HX30000シリーズのスーパークローム/サテンクロームは、アクリル糊でコーティングされた高性能多層フィルムのため、長期使用に対応可能。表面はサテン仕上げとグロス仕上げがあります。
竹中聖人の見解
多くのフィルムメーカーのフィルムを使用したことがありますが、色や種類に大きな差はありません。
ただし貼りやすさには違いがあり、私個人としてはAVERY DENNISONが一番貼りやすいと感じています。理由は貼り付けたあとに動かすことができるので位置決めがしやすいという点。これにより一人で施工する際も失敗のリスクを減らすことができます。
同じ施工者の中でも違うメーカーが良いと言っている人はいます。施工を依頼する際はどうしてもこのフィルムメーカーが良いという希望がなければ、施工会社にお任せして問題ないでしょう。